毎年恒例の2年生の防災宿泊体験学習が11月7日(金)~8日(土)にかけて実施されました。
今年も音羽中学校支援地域本部では、学校支援ボランティアの方々のご協力の元、夕食準備のサポートを行いました。
今年の学校方針は「非常時でも、出来ることは、出来るだけ、自分たちでやる」です。
昨年度は、学校支援ボランティアがアルファ米を食べられる状態まで仕上げて、生徒たちは、運んで、食べて、片付ける、だけでした。
今年は…
・アルファ米を炊く
・オニギリを作る
・配膳する
・受け取りに行く
・食べる
・片付ける
など一連の工程を自分たちで行いました。
●16:30~
家庭科室で、バットを並べたり、お湯を沸かしたり、アルファ米を炊く最低限の準備などを学校支援ボランティアで行いました。
各クラスの給食委員が順番に家庭科室に移動し、アルファ米にお湯を入れて炊きます。
家庭科室で炊きあげたアルファ米をオニギリづくり用にバットに分けてアリーナに運び、オニギリを握る準備をします。
各クラスから生活班ごとに作業台に付き、オニギリを握ります。
自分の分だけを握るのではなく、みんなの分を頑張って握りました。
オニギリを握ったことが無い生徒が意外に多くて、悪戦苦闘(苦笑)
全員分のオニギリを全員でつくり終えたら、今度は自分の分を取りに行きます。
「どれがうまそうかなぁ~」
大きさも形も握り具合もバラバラなオニギリを吟味して選ぶ姿は真剣でした(苦笑)
●18:30~
みんな揃って「いっただきま~す♪」
仲間がつくったオニギリの味はどうだったでしょうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
オニギリを握った経験がない生徒が予想以上に多くてビックリしましたが、1個目より2個目のほうが格段に上手になっていて、貴重な機会となったようです。 何回も並んで、「もっと握りたい」と申し出てくれる生徒も少なくありませんでした。
今回の夕食準備のコンセプトである「出来ることは自分たちでする」ということは、簡単そうで難しい点もあるかと思います。特に非常時においては、小学校時代のように「守ってもらう」立場からの意識改革も必要でしょう。
生徒たちがみんな、様々な行動ひとつひとつの趣旨を理解していて、主体的に行動している様子に安心するとともに、「たのもしい」と思える貴重な時間でした。
今回、こころよく学校支援ボランティアを引き受けてくださったみなさま、サポートおつかれさまでした&ありがとうございました。今後とも何卒宜しくお願いいたします。m(_ _)m
0 件のコメント:
コメントを投稿